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活動記録(2009年)

朝日放送「みんなの木」収録~松原市立松原西小学校~

日時: 2009年12月15日(火)3・4時限目10:45~12:25
場所: 松原市立松原西小学校
天候: 晴れ
参加人数: FIOスタッフ8名、4年生33名、朝日放送スタッフ
内容: 朝日放送が行っている「ガラスの地球を救え~みんなの木~」の収録の中で、「みどりの授業」を担当します。今回は、子どもたちが、身近な校庭の樹木を観察し、その結果を樹木カルテに整理し、発表することにしました。樹木カルテは1本の木をイメージしたもので、幹(たくほん)、枝、葉、実などを台紙に貼ったものです。
報告感想: 午後から2回目の学年閉鎖という状況の中で、子どもたちは明るく、元気に課題に取り組み、熱心にカルテを作成し、発表していました。4人にFIOスタッフ1名の割合で、親密な関係ができたと思います。「みんなの木」は、クヌギを植えました。今回の授業で、自然との距離を少しでも縮めることに役立ったかな、と思っています。

【第2回座学研修~meet the forest~「里山と生き物」by 園入克介さん】

日時: 2009年11月30日(月)19:00~21:00
場所: 大阪府環境情報プラザ研修室
参加人数: 29名
内容: 講師の住んでいる高槻市萩谷の自然と講師の活動紹介。自然豊かな萩谷のごく身近な自然を、写真やビデオで紹介しました。タケノコの地下茎、アケビコノハの擬態、モリアオガエルやヤマアカガエルの産卵など、生き生きとした植物や動物の姿が写しだされました。
報告感想: フジにまかれて、絞め殺しにあう木、床下に住み着く、確か今では姿を消しつつあるアナグマ、アケビなど木の実を人と取り合って我が物顔のサルなど、驚きの映像が次々と映し出されました。中でも、家の裏庭の水溜りのヤマアカガエルや南天の木のモリアオガエルの産卵シーンは圧巻でした。里山の原風景を見る思いがしました。何の説明も要らない映像でした。

【箕面市立西小学校 4年総合学習 ~山の学校~】

日時: 2009年11月20日(金) 8:30~14:30(うち1時間をFIOが担当)
場所: 箕面市立青少年教学の森野外活動センター
天候: 晴
参加人数: 児童141名(4年生4クラス)、先生10名、FIOよりスタッフ7名
内容: 小学4年生の総合学習として「自然に親しみ、人と環境との関係に目を向ける」を目的に「山の学校」を実施。朝、箕面市立西小学校から児童たちと一緒に歩いて「教学の森」へ向かいました。午前中の1時間をFIOが担当。野外ゲームを通して、自然に親しみ地元の自然と接することで理解を深め、仲間同士の親睦も深める時間を持ちました。実施アクティビティは「音いくつ」「動物ヒントリレー」「森の美術館」で、7人のスタッフで分担しました。
報告感想: 冬支度を始めた深い森での活動となりました。地面には赤・黄・茶色の落ち葉がたくさん重なり、木漏れ日が柔らかです。たくさんのドングリキノコが”恵みの秋”に色を添えていました。箕面市西小学校とFIOは初めてのご対面で、少ない準備期間でしたが、野外でのゲームを通じ、私たちも「森の案内人」として児童たちと一緒に楽しみました。たくさんの質問が飛び交い、そういった学びの意欲や森で走り回る元気さから、「パワー」をたくさんもらった一日でした。地元にこんなに素敵な森があることは素晴らしいことです。児童たちには、季節を変えて、また時間軸を追って、森に親しんで欲しいことを伝えて一日を終えました。箕面西小学校との新たな出会いに感謝です。

【朝日放送「みんなの木」収録~寝屋川市立成美小学校~】

日時:2009年11月19日(木)3・4時間目10:45~12:25
場所:寝屋川市立成美小学校
天候:晴れ時々曇り
参加人数:FIOスタッフ10名、6年生107名、朝日放送スタッフ
内容:2007年から朝日放送が行っている環境キャンペーンで、「ガラスの地球を救え~みんなの木~」というのがあります。公募によって選ばれた小学校や幼稚園で、「みどりの授業」という環境授業を行い、そして、朝日放送からプレゼントされた苗木を、 ABCアナウンサーやおき太くんと一緒に植樹します。わたしたちFIOは、大阪 府内の各校で、子ども達と「木を植え、自然を学ぶ」そんな活動の進行とお手伝いを続けています。(放送予定日が決まりましたら、活動報告にてお知らせします)
報告感想:スタッフは9:00に集合し、まずは「みどりの授業」のために用意をした樹名板を取り付けました。今回は、校庭にある木々から14種を選び出し、それぞれの名札を、今月に入ってから、6年生みんなに作ってもらっていました。焼いた杉板に思い思いのデザインを施したかわいい名札です。収録では、子ども達がゲーム仕立てでそれぞれの木についての特徴や生き様について学んだ後、今回新しく校庭に仲間入りする「ヤマザクラ」を植樹しました。さて、これから何百年この校庭で、子ども達が学び遊ぶ姿を見守っていくのでしょうか。

【森林インストラクター2次試験対策・相談会】

日時:2009年11月10日(火)18:30~21:00
場所:森林管理局・第3会議室
参加人数:スタッフ7名、相談対象9名
内容:森林インストラクター1次試験合格者対象の、2次面接&試験に対する相談会。例年、2次試験で問われる事柄や、試験当日の流れ、模擬演技の様子を座談会形式で話し合いました。また後半は、2次試験室の設定で、希望者には、面接や模擬演技の予行演習を行ってもらいました。
感想報告:とても晴れやかな笑顔で、多くのみなさんが参加されました。2次試験ってどんなことをするのか、何が求められるのか、そんないろいろな話をお茶を飲みながらフリートーク。そして、すでに考えてきた人は、みんなの前でちょっぴり度胸付けの練習も。私たちも顔負けの、なかなか面白いお話がたくさん聞けました。もう、すっかり私たち森林インストラクターの仲間です。11月中旬のこの試験を経て、年内には新たな森林インストラクター多数誕生、間違いありません。楽しみです。

【第3回 大阪会FIOフィールド研修会 in 金剛山~FIO会員の活動地巡り~】

日時:2009年11月8日(日)10:00~16:00
場所:千早赤阪村金剛山系・五条林道沿い「道田林業地」
天候:晴れ
参加人数:8名
内容:金剛山・道田林業地で間伐体験
○ スギ・ヒノキ美林(80年生超)の観察
・・吉野林業の流れを汲んだ私有地で、密稙し年輪の緻密なスギ・ヒノキを育てており、手入れ(択伐で長伐期施行)の行き届いた「プロの森林」です。樹木の間から陽が差込み、下草や低木が青々と茂る豊かな植生が楽しみます。
○ 緩やかな傾斜地(初心者向き)で、伐倒技術の基本、ロープワーク、20年生ヒノキの間伐作業の実習
○ 山小屋でミーティング会など
報告感想:小春日和の一日、森のすがすがしい空気に包まれ、大変有意義なときを過ごしました。「森林の階層構造」という言葉を目の当たりにし、人工林のあるべき姿の中に囲まれる。すると、そこには「生物多様性」という教科書的な皮相な言葉が、目の前では、現実に豊かに息づいていることを知ります。シジュウカラ、ヤマガラなどのカラ類が多くさえずり、多種多様の菌類がそこここに顔を覗かせ、小動物の痕跡と気配・・。そんな林地を、人の手で育て守り続けることの大切さを体験できたひと時でした。「森の案内人」としての深さが一つ増したような気がします。

【箕面小学校~かきの木キッズ・マナビー2学期~木工クラフト教室】

日時:2009年10月10日&10月24日&11月7日 それぞれ9:30~11:00
場所:箕面市立箕面小学校
天候:晴れ
参加人数:スタッフ~10/10は3名、10/24は5名、11/7は5名
内容
【10/10】・・「丸太切り体験と名札作り」~ノコギリを使ってヒノキ丸太を一人で伐ってみよう。木と木の実を使った名札を自分に一つ、もう一つはプレゼント用として作ろう。
【10/24】・・「自由製作」~丸太と小枝、木の実を駆使して、いろいろなものを自由製作しょう。
【11/7】・・「蔓のリース作り」~木の実や葉っぱなどで、思い思いに飾りつけをして、蔓のリースを作ろう。
報告感想:木工教室いっぱいの子ども達とお父さんやお母さん方、お世話役のPTAのみなさんで、大賑わいの秋の3回シリーズでした。何度関わっても、子ども達が作り出す作品には新鮮味があり、学期ごとに大きな違いを見て取ることができます。今回は特に、ヒノキ丸太を大きく活用した、とても立体的な作品が多かったようです。3学期は、1月末に「かきの木フェスタ」として一日大きなイベントがあります。新たな出会いが楽しみです。

「第2回大阪会FIO会員・フィールド研修会 in くろんど園地」

日時:2009年10月18日(日) 9:30~15:30
場所:交野市「くろんど園地」
天候:晴れ
参加人数:11名
内容: 〔コース〕京阪交野線・私市駅~月輪の滝~すいれん池~水舞台~くろんど園地(キャンプ場)~八ツ橋~傍示~かいがけの道を経て~JR学研都市線・河内磐船 〔目的〕FIO会員が活動しているフィールドを紹介することを通して、会員相互のまた地域間の交流をはかり、今後の活動の指針とすることを目的としています。
報告感想: 研修会と言うよりは「自然観察会とハイキング」と言う感じでしたが、「くろんど園地」の紹介と府民の森「パークレンジャー」の活動紹介をすることができました。天気にも恵まれ、午前中は私市~キャンプ場まで歩きましたが、さすが森林インストラクターの皆さん、沿道にある草木にワイワイ、ガヤガヤと賑やかなものとなり、案内人の説明は全く不要でした..。 昼食を挟んで「パークレンジャー」の活動を紹介しましたが、皆さんからは、園地が良く整備されていて水の流れがきれいだったことや、各種催しに使えるとか、パークレンジャーの人材育成の「研修プログラム」に森林インストラクターが関われないか、などのコメントを頂きました。 帰りは傍示の里~歴史街道の「かいがけの道」を行きながら、奈良の大仏を作るために渡来人が往来したことや、中世には熊野詣の道であったこと、伊丹一族の話などをしながら、JR河内磐船まで下りました。 今回の研修では、皆さんに活動紹介すると言うよりは、案内人の私が皆さんから多くのことを学ばせて頂きました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。(今回の案内人:武田敏文)

「水都おおさか森林(もり)の市2009」

日時:2009年10月10日(土)~11日(日) 10:00~16:00
天候:晴れ
場所:近畿中国森林管理局・OAP・毛馬桜ノ宮公園周辺、(内、管理局の南テントブース出店)
主催:「水都おおさか森林の市2009」実行委員会
スタッフ参加数:10日・・大阪会11名、11日・・大阪会12名
内容:スタッフメンバーがそれぞれ知恵を絞り、様々な森の恵みを活用し、その楽しさ面白さを、多くのみなさんに伝えました。・・・「フィトンチット精油」、「小鳥の巣箱」、「身近な木の実たち」、「森の恵み~どんぐり~」、「小枝の笛」、「ムクロジのシャボン玉」、「割り箸テッポウ」、「きつねのお面」、「マツボックリの花かご」、「竹のぶんぶんゴマ」、「トンボのやじろべい」、「スケルトンリーフと小枝のイーゼル」、「スタンプラリーのポイントNo3~木へんの漢字・ドングリの木の名」
感想:台風一過の爽やかな秋晴れの中、大いに賑わった2日間でした。いったい、何百何千の人々と話をしたでしょう・・・。各日10名超のスタッフ数にもかかわらず、フル回転の活躍ぶりで、息つく間もありません。テントスペースにも恵まれ、一角は、まるでお祭り広場のようにスタッフ店舗が・・。来年は何ができるかな、何を紹介しようかな、何して楽しもうかな・・など様々な想いを持って、大阪会の「森林の市」は華やかに楽しく、デビューを飾ることができました。

「水都大阪2009 水辺のにぎわいフェスティバル」

  9/19&20のブーステーマ:水辺の森林の市~見てふれて使って守ろう緑のもり~
日時:2009年9月20日(日) 10:00~17:00
天候:快晴
場所:中之島・水上劇場
9/19&20の担当:読売新聞大阪本社
9/20の主管:大阪森林インストラクター会、近畿中国森林管理局、アジア協会アジア友の会
スタッフ参加:大阪会13名(その他、アジア協会+管理局・指導普及課)
内容:川の生まれ故郷である森林に想いをめぐらせ、川を育てた樹木の放つ、深い癒しの香りを一緒に楽しみませんか?・・丸太切り体験(重さを当てよう)、木工クラフト(まるた君を中心に)、フィトンチット精製(木々の香り=クスノキ・ヒノキ・レモン・ニオイヒバ・ゴールドクレストなど)、苗木のプレゼント(アジア協会から)、いろいろなドングリ、割り箸テッポウ、きつねのお面、竹かご編み、ポプリ作り(ラベンダーとレモングラスで)、など
感想:秋晴れの中、 8:30中之島会場にそれぞれが大荷物を手にスタッフ集合。それぞれの出し物にふさわしい場所を考慮しつつ設営し、9:50朝のミーティングで長い一日がスタートしました。シルバーウイークの真っ只中で、絶好の秋晴れとあってか、午後の賑わいはひときわでした。昼過ぎには、用意した材料も切れ始め、その後は、残ったものでアレンジ即興。スタッフ一同すっかり日焼けした笑顔で、無事17:00に後片付けも終了。大いに人と森をつなぐことができた一日でした。