活動記録(2017年4月~5月)
大阪みどりのトラスト協会「春の和泉葛城山ブナハイキング」
■日時:2017年5月28日(日)
■場所:和泉葛城山(蕎原~和泉葛城山~塔原)
■天候:晴
■主催:大阪みどりのトラスト協会
■FIOスタッフ:阿部亜弥、金子譲、榛地義和、笘智子、松本寿志
■参加者数: 約15名、スタッフ約9名
■内容&感想:
トラスト協会の行事に大阪森林インストラクター会が応援スタッフで協力しました。
和泉葛城山山麓・蕎原(そぶら)から山頂めがけて、薫風と新緑と沢音に包まれ、気持ちのよい汗をかきながらの散策ハイクです。
沢のカエルの合唱隊や、森のそこかしこでさえずる鳥の声に耳を傾け、また可憐で小さな花々、深山の樹層の変化に目を向けました。
森からの贈り物があまりにも盛りだくさんで、少し時間超過で山頂に。お昼を楽しんだ後は、山頂部のブナ林の圧倒的な姿に身を浸し、すっかり清められた体でのんびり、塔原(とうのはら)へ下山。
また季節を変えて楽しんでほしい山です。
■報告者:金子譲
アドプトフォレスト仏並「エネオスの森」
■日時:2017年5月27日(土)
■場所:大阪府和泉市仏並町の山林、および、いずみの森ふれあい農の里
■天候:晴
■主催&運営:いずみの森の会、エネオス、大阪府農林課和泉市、 山林所有者(5者協定活動)
■スタッフ: 約25名、FIOからは4名(阿部亜弥、乾慎一、犬塚享司、榛地義和)
■参加者: 約80名(エネオス社員と家族、および関係者)
■内容&感想:
2013年2月から始まった活動は、今回の10回目をもって終了となりました。
私たち大阪森林インストラクター会も4名が自然観察スタッフとして全力投球。
子どもたちは、クモの巣や小さな「ハチの巣」(空き家)を発見して興味津々。
大人も一緒にワンダーの連続です。後半、子どもたちは「名札作り」。
保護者のみなさんは「ドリームキャツチャー作り」。
ある児童は小さな円板に綺麗に配色をして繊細に「ピアノ」を描いていました。
「ドリームキャツチャー」に興味のある子どもたちは、お父さん・お母さんからマンツーマンで教えてもらい、
お父さん・お母さんは「ドリームキャッチャー」の意味を一生懸命、子どもたちに説明していました。
「ファミリーで参加」の意義がここにあり、私たちの説明より効果的で、親子の楽しいひと時が印象に残りました。
■報告:乾慎一
大阪府立図書館&大阪みどりのトラスト協会「見てさわってみどりと友だちになろう」
■日時&場所:2017年5月27日(土)13:30-15:30
■主催:大阪府立図書館
■共催:大阪みどりのトラスト協会
■協力:大阪森林インストラクター会
■スタッフ: 3名(金子譲、笘智子、松本寿志)
■参加者:7家族14名
■内容:ネイチャーゲーム、かざぐるまクラフト、丸太切り体験と円板パズル
■感想:
大阪府立中央図書館は大きくて立派な図書館です。
その一室と隣接する公園を使って、ネイチャーゲーム&クラフト「見て・さわって・みどりと友達になろう」のイベントです。
五月晴れを通り越して初夏を思わせる中、今回のイベントを知った東大阪周辺の子どもたちが保護者の方たちと集まってきました。
前半は、隣の「春宮公園」でカードを使った散策探し物。
ふわふわ、白いもの、ツルやサクランボ、テントウムシにアリ・・いつもの公園にいろんなものがたくさん。
後半は、さわやかな風を感じたので自然素材を使った「かざぐるま」づくりです。
丸太切りも体験し、今日の思い出の栞もできちゃいました。盛りだくさんの楽しいひと時を過ごせました。
■報告:金子譲
箕面小学校「自然観察クラブ」2017年度 第1回目
■日時&場所:2017年5月26日(金)10:00-16:30(授業は14:45-15:45)
■主催:箕面市立箕面小学校
■協力:大阪森林インストラクター会
■スタッフ: 5名(阿部亜弥、古賀寛、榛地義和、笘智子)+箕面小OB
■参加者:箕面小学校観察クラブ員4~6年生10名
■内容:自然観察クラブ1回目「はじめまして!」
■感想:
今年も、4-6年生を対象にした授業として行われる全8回クラブ活動に、
今年も大阪森林インストラクター会が自然観察クラブの講師で関わらせていただいています。
第1回目は「はじめまして!」。
この一年間どんなことをするのかな・・・と、興味津々で集まってくれた児童たちはまだちょっと緊張。
まず自分の「木の名札作り」。この名札は紫外線に反応するUVビーズ付きの特製です。
後半は、校庭に出て、昨年までの自然観察クラブで取り付けられた樹名板を見て回りました。
次の第2回目は「自分の木をきめる!」です。
■報告:笘智子
子ども森づくり体験 in いずみの森
■日時:2017年5月21日(日)
■場所:稲倉青少年野外活動センター(泉佐野市)
■天候:晴
■主催:大阪みどりのトラスト協会、泉佐野緑の少年団
■FIOスタッフ:阿部亜弥、金子譲、笘智子
■参加者数: 約30名(少年団16名、スタッフ約15名)
■内容&感想:
「五月晴れ」を通り越して「夏日」手前の中、いずみの森で「こどもの森づくり体験」のシリーズ2回目です。
・・と言いつつ、昨秋予定していた初回の植栽は雨で流れ、実質、今日の草刈りが初回です。
「風の広場」と名付けた一角に、コナラ、クヌギ、そしてアオダモが植栽されており、その周りの草刈り作業です。
子どもたちの手ですっかりきれいに草が刈られ、植栽木もさっぱりした様子です。
昼食は、特別ハイカラメニューの「ミネストローネ」を提供しました。
季節柄どうかと思われましたが、木漏れ日とさわやかな湖畔の風に吹かれ、子どもたちも大人も大満足!
ここにも新風が・・。
午後は、オリジナル紙飛行機を作成して、子どもたちは芝の上を駆け回り、飛行機は空高く舞っていました。
■報告者:金子譲
箕面ふれあいの森活動 2017年度2回目
■日時:2017年5月13日(土)
■場所:箕面国有林 勝尾寺園地(箕面市)
■天候:雨のち曇
■実施:大阪森林インストラクター会
■FIO参加者名:阿部亜弥、乾慎一、犬塚享司、内田千穂、榛地義和、
古家春江、前田長治、牧野純子 、森隆繁
■参加者数: 9名
■内容&感想:
午前中は、秋に予定しているイベントの打合せを箕面ビジターセンターで行いました。
このイベントは、樹名板取り付けを考えていましたが、もっと森林インストラクターらしいものにしようとのことで、内容についてさらに検討を重ねました。
午後からは雨も上がり、勝尾寺園地で前回不明の植物等の調査を行いました。
勝尾寺園地は若葉があたり一面美しく萌黄色に染め、広がった新緑のトチノキの大きな葉が印象的でした。
次回は6/10の予定です。
■報告:榛地義和
自主研修会 「私市・ミズバショウ探訪」
■日時:2017年4月15日(土)9:30~15:00
■場所:大阪府民の森 くろんど園地
■天候:曇一時雨
■主催:大阪インストラクター会自主研修
■参加者: 10名(渡辺晋一郎(案内)、阿部亜弥、犬塚享司、岡林利江、斉藤侊三、
里見修、松村吉恭、松本寿志、森隆繁、山本眞義)
■内容&感想:
私市駅をスタートし、
月輪の滝からくろんど園地・八つ橋のミズバショウ、カタクリをメインターゲットにした植物観察。
帰りは、古道の「かいがけの道」を下り、民俗学的な知識など幅広な学習会を行いました。
カタクリはたくさんの花を楽しめましたが、ミズバショウは何とか鑑賞に堪えたものの、正直、一週間遅かったようです。
総合案内をお願いした渡辺晋一郎さんからは、アオモジやアカガシの大木など普段見ることのない植物の紹介や古の信仰の場所であった「伏拝」の案内、
またベテランメンバーからは植物解説のテクニックを含めた多様な解説があり、あっと言う間に一日が過ぎていきました。
■報告者:森 隆繁
レーベンズラウム木工クラフト教室
■日時: 2017年4月12日(水) 14:00~14:40
■場所: 老人デイサービスセンター レーベンズラウム(東大阪市)
■主催&運営: 社会福祉法人寿栄会レーベンズラウム
■協力: 大阪森林インストラクター会
■スタッフ: 古家春江 、谷本五郎 、黒田治平
■参加者: 18名
■内容: 植物などの豆知識「モクレンの話」
クラフト「押し葉、押し花などのテーブルマット」
■感想:
A4大のカラー用紙に押し葉や押し花を使って思い思いの模様を描いてもらいました。
シダ、ナンテンの葉、四つ葉のクローバー、スターチスの花、
さらに、パンジーや桜の花びらなど春らしい素材も用意しました。
最初にお願いはしていたものの、どうしても、飾りが盛りだくさんになり、
紙からはみ出したもの、重なり合い分厚くなったものなど、仕上げのラミネート加工には少し苦労をしました。
「今までで、こんなの初めて!」など好評の声もあり、ひと安心です。
■報告者: 黒田治平
第1回「箕面ふれあいの森活動・新人歓迎お花見」
■日時:2017年4月9日(日)
■場所:箕面国有林 勝尾寺園地(箕面市)
■天候:雨のち曇
■実施:大阪森林インストラクター会
■FIO参加者名:阿部亜弥、乾慎一、上野 勝也、内田千穂、金子譲、
行徳昌則、駒井昌弘、榛地義和、高瀬 洋、笘智子、
古家春江、前田長治、牧野純子 、森隆繁、渡邊由美子
■参加者数: 15名
■内容&感想:
今年度最初の活動で、大阪森林インストラクター会への新入会員歓迎の花見もかねての活動でした。
朝までの小降りの雨も上がり、午前中は樹木観察、午後からは5分咲きの桜の近くで野点を楽しみました。
初心者は順番に見様見真似でお茶を点て、少し寒い中でも、甘い和菓子と苦みのある抹茶、そしてメンバーの笑い声の中、和やかな時間を過ごしました。
次回は5月13日の予定です。
■報告者:榛地義和
大阪府立大学 府大花まつり
■日時:2017年4月8日(日)
■場所:大阪府立大学・中百舌鳥キャンパス(堺市)
■天候:雨時々曇
■主催:大阪府立大学
■FIOスタッフ:阿部亜弥、犬塚享司、金子譲、榛地義和、笘智子、古家春江
■参加者数: 約60家族(約200名)
■内容&感想:
桜は満開!But・・朝から霧雨・・。
でも時折空が明るく、雨のやみ間も多かったせいか、たくさんの家族連れの方が、恒例のさくら祭にお出かけのようです。
私たちは昨年同様、大きなクスノキの下でテントを構え、今年は「かざぐるまのクラフト」と「広葉樹の丸太切り&円板パズル」に専念してお出迎えです。
終始途切れることなく子どもたちが訪れ、サクラの小枝&松の薄板を活用した立派な「くるくるかざぐるま」ができ上がりました。
丸太切りも、「結構面白い!」と2度3度フーフー言いながら上手に切っていきます。
春休み最後の週末を楽しく過ごせたようです。よい新学年になりますように・・。
■報告者:金子譲