活動記録(2017年1月~3月)
能勢・三草山 植樹活動
■日時:2017年3月26日(日)9:30-16:00
■場所:能勢・三草山ゼフィルスの森
■天候:晴
■主催:大阪みどりのトラスト協会
■協力:大阪森林インストラクター会ほか
■大阪会スタッフ: 4名(阿部亜弥、岡林利江、金子譲、笘智子)
■参加者:約20名(みどりのトラスト「森人塾」1期生、能勢みどりすとクラブ)
■内容:能勢三草山ゼフィルスの森での植栽、および、検討会議
■感想:
先週に続いて、能勢町三草山ゼフィルスの森で、みどりのトラスト森人塾1期生&能勢みどりすとクラブのみなさんと植栽を行いました。
森人塾第1期のみなさんとは講座終了後初めての再会となりました。
薄曇りで風も穏やかな好天気。
前半は、春の三草山の急斜面で、ゼフィルスの食餌のナラガシワ・イボタノキ・ヤマハンノキ・クヌギを、ガチガチの根だらけの笹原に植えていきました。
後半は、今後の活動についての検討会議。森人塾第1期のみなさんのこれからの活躍に期待です!
■報告者:笘智子
長居 自然素材をつかったクラフト ~ドリームキャッチャー~
■日時:2017年3月20日(月祝)
■場所:長居植物園「花と緑と自然の情報センター」セミナー室
■天候:晴
■主催:長居植物園「花と緑と自然の情報センター」
■運営:大阪森林インストラクター会
■FIOスタッフ: 阿部亜弥、犬塚享司、内田千穂、 金子譲、榛地義和、笘智子、松井一江
■参加者: 12名
■内容&感想:
春いっぱいの暖かい日差しの中、自然素材を使ったクラフト「ドリームキャッチャー作り」では、
まず、小倉百人一首で柿本人麻呂が詠んだ「山鳥」の話から始まり、
今回の材料のひとつである野鳥の羽根のヤマドリの解説、そして、メインのドリームキャッチャー作りに入りました。
ネイティブアメリカンの願いを叶えるお守りであり、魔除けでもあるドリームキャッチャーを、森から採取できる素材を使って作ります。
ひと目ひと目、麻糸とビーズで編みこんでいきます。
私たちも夢や願いを描きながら、最後には「ヤマドリ」の羽根で飾り、個性あふれる作品に仕上げました。
夢や希望という言葉は春にぴったりで、この時期ならではのクラフトでした。
■報告者:松井一江
能勢・三草山 植樹活動
■日時:2017年3月19日(日)9:30-16:00
■場所:能勢・三草山ゼフィルスの森
■天候:晴
■主催:大阪みどりのトラスト協会
■協力:大阪森林インストラクター会ほか
■大阪会スタッフ: 6名(阿部亜弥、金子譲、川上寛、榛地義和、寺野金三、笘智子)
■参加者:トラスト協会イベント参加者、能勢みどりすとくらぶ
■内容:トラスト協会のホットスポット「能勢三草山ゼフィルスの森」イベント活動
の応援。植栽、植菌、薪割りの活動をしました。
■感想:
三草山では、3月に入って5回目の植栽活動です。
1haに800本程度の植栽予定ですが、なかなか一筋縄では進みません。
今回はその内の50本余の植え付けを担いました。
ゼフィルスの代名詞となるヒロオビミドリシジミの餌となるナラガシワを始め、なかなか苗が手に入らないイボタノキ、そしてヤマハンノキ。
ササの根がはびこる斜面で一同悪戦苦闘です。
午後は、予め除伐されたコナラの木などにシイタケの植菌です。
こちらも50本ほどの植菌したシイタケ床を仕上げ、お持ち帰り用のミニほだ木にもコンコンと植菌。
最後は、やはり先に除伐されていた大きなナラガシワやコナラの薪割り体験をして、春本番の陽気での作業を終え、お土産片手にお山を下りました。
■報告者:金子譲
朝日放送 みんなの木
■日時:2017年3月12日(日)9:30-16:00
■場所:万博記念公園・自然文化園
■天候:晴れ
■主催:朝日放送(朝日放送「みんなの木」in ABCラジオ祭り)
■運営協力:大阪森林インストラクター会
■大阪会スタッフ: 15名(阿部亜弥、乾慎一、犬塚享司、今井宏郎、
大谷朋之、金子譲、榛地義和、高尾俊彦、笘智子、永阪志保、
前田長治、松本寿志、松井一江、森隆繁、渡邊由美子)
■参加者:「春探し観察会」の参加者およそ200名(お祭り広場でのラジオ祭りにはいっぱい)
■内容:朝日放送「みんなの木」として、自然文化園内の春探し観察会。全4回で、各回50名程度の参加者とラジオのパーソナリティーを伴い、1時間程度の散策活動。
■感想:
早朝のキーンと冷えた空気が、開園を迎えるころから春のぽかぽかの日差しに包まれ、すっかりお祭り日和に。
早速大勢のお客さんが駆け付け、見る見る間に「春探し観察会」の整理券がなくなっていきます。
毎回満席状態で、園内のあちこちに生き物の気配を探しに出かけます。
春の空気を感じて顔を出したモグラたちの穴・あな・アナ・・。満開の梅に集うメジロたち。
キツツキがまーるく掘った木の穴。コナラドングリが地中に深く根を伸ばし、芽吹きの準備を整えている姿。極めつけは、春の陽気に響くみんなの歌声。(歌詞に「春」が出てくる歌♪が観察カードにあるのです)
いろんな春が見つかったようです。
3回以上のリピーターの方も多く、また来るわ!と楽し気に帰られる笑顔が素敵でした。
■報告者:金子譲
森林環境教育(森林ESD)活動報告・意見交換会
■日時: 2017年1月28日(土)10:0-17:00
■場所:近畿中国森林管理局
■主催:近畿中国森林管理局・箕面森林ふれあい推進センター
■報告:大阪森林インストラクター会、箕面市立豊川北小学校、大阪青山大学、ほか
■発表者:金子(聴講参加:犬塚、乾、榛地、古家、笘)
■内容:森林環境教育(森林ESD)講演&事例活動報告
■感想:
森林ESDとはそもそも何かという基本的なお話、林野・文科の行政サイドからは、地域と学校の連携・協働の推進に関する考え方や進め方についての講演が行われ、それに続いて各事例報告がなされました。
大阪森林インストラクター会は、箕面森林ふれあい推進センターさんが進めてこられた箕面エキスポの森「森の探検隊」のインタープリターとしてかかわってきた感想をちょっぴりお話ししました。
3年間もご一緒していながら、まったくのワンポイントのお手伝いに留まり、深く考えて活動できていなかったことが恥ずかしいです。
でも、箕面の森で子どもたちと楽しく接してきた時間が、このような形で学校教育に反映できていたというのは嬉しい限りです。
また今年も新たな気持ちで、より深く森林ESDに関わる活動ができそうです。
■報告:金子譲
箕面小学校 かきの木フェスタ
■日時: 2017年1月28日(土)9:30-11:00
■主催:箕面市立箕面小学校
■協力:大阪森林インストラクター会
■スタッフ: 5名(阿部亜弥、乾慎一、榛地義和、古家春江、笘智子)+箕面小OB
■参加者:箕面小学校児童&地域のみなさん(木工クラフト参加は50余名)
■内容:木工クラフト「UVビーズのストラップ」&「丸太切り&円板パズル」
■感想:
準備時間から、顔なじみの「かきの木キッズボランティア」の子どもたちがどんどん手伝いに来てくれます。
スタッフはただ指示をするだけで、楽しそうに立ち働く子どもたちを見守っていればよかっただけ。なんとも頼もしい応援団を得てのスタートです。
木工クラフトに来てくれた子どもたちは、楽しそうに材料を選び、きれいなUVビーズのストラップを作っていました。
一見簡単そうでも最後の紐を玉結びにちょっぴり苦労した子もいました。
その傍らでは、丸太切りとパズル作り行ったのですが、そのノコギリをひく手に力がこもった真剣な面持ちに、思わずこちらも力が入りました。
■報告:古家春江
箕面小学校「自然観察クラブ」7回目
■日時&場所:2017年1月20日(金)10:00-16:30(授業は14:45-15:45)
■主催:箕面市立箕面小学校
■協力:大阪森林インストラクター会
■スタッフ: 6名(阿部亜弥、古賀寛、榛地義和、笘智子、金子譲)+箕面小OB
■参加者:箕面小学校観察クラブ員4~6年生11名&3年生&ご父母の見学
■内容:自然観察クラブ7日目「自分の木の樹名板を準備しよう」
■感想:
今年度の観察クラブもいよいよ大詰め。
最終目標の「自分の木に樹名板を付けよう」に向けての準備です。
時間の関係で午前中はスタッフが板を焼いて準備しました。
午後の授業では、その焼いた板をそれぞれが心を込めて磨きあげ、表に「樹名と科」そして、裏には丁寧に「署名」をして今日の準備作業はおしまい。
始業前から作業に取り掛かり、すすだらけになりつつ一生懸命です。
また、今日は3年生の「クラブ見学ツアー」やご父母の方の見学もあり、緊張感も漂う中、とても集中して世界で一つの立派な樹名板が完成しました。
最終回は、出来上がった樹名板を自分の木に取り付け、1年間見守り続けた「自分の木」の紹介発表会です。
たのしみ!
■報告:金子譲
New「森人塾」~大阪の森を知って関わって、人へ未来へつなげる~
■日時&場所:
2017年1月14日(日)10:00-14:00 、南港ATCグリーンエコプラザ
■主催:大阪みどりのトラスト協会
■協力:大阪森林インストラクター会ほか
■FIOスタッフ: 3名(榛地義和、笘智子、金子譲)
■参加者:受講生14名
■内容:1/14第8回「安全講習・修了式」
■感想:
「山作業」と「森の危険と安全対策」についての安全講習のあと、森人塾・第一期の修了式が行われました。
大阪府立大学理事で大阪トラスト協会の石井実会長より修了証が授与され、全員笑顔で記念写真に納まりました。
今後はみんなで活動内容を検討し実施していく段階となりました。
第一期生の中から世話役4名が決まり、みんな前向きに取り組んでいくことになりました。
2017年度「第2期 森人塾」は2月頃より受講募集開始の予定です。
■報告:榛地義和
レーベンズラウム木工クラフト教室
■日時: 2017年1月10日(火) 14:00~14:40
■場所: 老人デイサービスセンター (東大阪市)
■主催&運営: 社会福祉法人寿栄会レーベンズラウムレーベンズラウム
■協力: 大阪森林インストラクター会
■スタッフ: 2名(古家春江 、黒田治平)
■参加者: 15名
■内容: 植物などの豆知識「鳥の名前が付く植物の話など」
クラフト「竹素材の干支 "酉" 」
■感想:
作品は新年恒例の干支づくりです。干支づくりは"辰"から始まり6年目です。
まずは、今年の干支にちなんで、鶏の鳴き声の表現が各国で違う話や、鳥の名前が付く植物の話から始まりました。
アメリカ(英語)の鳴き声表現の
"クックドゥードウルドウー" や植物"ゴクラクチョウカ"を知っている方などもいて、驚きです。
クラフトは、ほとんどが木工ボンドで付着させる作業でしたが、細かい部品に、てこずりながらも熱心に取り組んでいただくことができました。
それぞれの可愛いニワトリができると、何時ものように、お互いが見せ合って満足そうでした。
また一年頑張りましょう!!
■報告者: 黒田治平